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INVESTMENT

企業活動(IR)

投資家の皆様へ

第30期事業年度における㈱トライアイズ(4840)の戦略概要について

2024年連結会計年度におきまして投資事業が収益に寄与し、売上高1,895百万円(当連結会計年度比198.0%増)、営業利益86百万円(当連結会計年度は8百万円の営業損失)、経常利益261百万円(当連結会計年度比15.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益184百万円(当連結会計年度比80.5%増)を予定しています。

① 建設コンサルタント事業(㈱クレアリア)
 建設コンサルタント事業においては、防災・減災・国土強靭化などクレアリアの強みである既存事業の必要性が益々高まっております。その中で受注量を増やすため現在従事している知見の深い技術者を軸に新たな人材の増員に努めております。具体的には、働きやすい労働環境を提供することで、人材の確保と強化に努めるほか、新たな価値の創出や生産性の向上を目指し、シナジー効果が期待できる企業との業務提携を模索する等により業務連携や人材交流等を通じて事業成長に結びつけます。㈱クレアリアの企業理念『私たちは、一人ひとりの意思と知恵を重ねあい「水」に関わる比類なき技術力を常に進化させ、人と地球の潤いある関係を創造し続けます。』の実現に向けての再生元年と位置付けております。2024年度において売上高は350百万円(当連結会計年度比17.5%増)、営業利益は人材確保による費用負担が予想され、当連結会計年度並みの65百万円を予定しております。

② ファッションブランド事業(濱野皮革工藝㈱、CLATHAS)
 ファッションブランド事業においては、2024年度は1.売れるものを作る、2.販路拡大、3.知名度アップの3項目を最重要事項と捉え、早期にコロナ禍以前の営業実績に戻すべく引き続き攻めのマーケティングを実行します。具体的には、伝統的なフォーマルバッグの製造に加え、消費者目線に立ったマーケティングを行い、新商品の開発を行っていきます。また百貨店、事業会社、専門店等の開拓を積極的に行い販路を拡大します。さらに特に若年層の知名度を上げるために、SNSを利用する等、ライセンシングビジネス(CLATHAS)も含めて様々な施策を積極的に行っていきます。また、濱野皮革工藝の製品は軽井沢工場の所在地である長野県北佐久郡御代田町においてふるさと納税の返礼品として認定されています。今後もふるさと納税にも貢献しつつ、御代田町の地域活性化に一役を担うことができるよう自治体にも協力できる体制を推進します。2024年度において売上高は271百万円(当連結会計年度比14.9%増)、営業利益は71百万円(当連結会計年度比5.7%増)を予定しております。

③ 投資事業
 投資事業においては、2016年より、米国ハワイの不動産投資を中心に進めて参りましたが、円安の影響、および資本コストを再認識し、昨年よりそれ以上の投資利回りが期待できる投資に方向転換いたしました。具体的には、沖縄リゾート開発会社と業務提携を行い、恩納村において2案件の開発に着手しています。2024年度はこの事業の一部が売上高、および利益の増加につながる予定です。さらに今後、宅建事業免許を取得し、本格的に不動産事業を実施すべく人員を確保する等、現在準備を進めています。2024年度において売上高は1,273百万円(当連結会計年度は102百万円)、営業利益は204百万円(当連結会計年度比405.5%増)を予定しております。

2024年4月 代表取締役社長 東郷 薫

代表取締役社長 東郷 薫の写真

コーポレート・ガバナンス

当社は監査等委員会設置会社であり、 取締役(監査等委員である取締役を除く)及び監査等委員で ある取締役で構成される取締役会を、 原則として月1回、また必要に応じて臨時に開催し、経営上 の重要事項に関する意思決定及び 業務執行の状況の監督を行っています。また、監査等委員である 取締役3名(いずれも社外取締役) が構成員となる監査等委員会を、原則として月1回、必要に応 じ臨時に開催し、監査・監督を 担う機関として必要事項の審議及び報告等を行っています。 一方、開示面におきましては、常にタイムリー・ディスクロージャーを念頭に置き、 早期開示を目 指すとともに、当社ホームページを通じて株主及び投資家の皆様に対する 情報公開を随時行うこと で、開かれた経営を目指します。

株主総会

役員

代表取締役社長 東郷 薫
取締役 上嶋 悦男
取締役 松本 浩司
取締役 土屋 好子
取締役(監査等委員) 西村 利行
取締役(監査等委員) 佐藤 直子
取締役(監査等委員) 植頭 隆道

組織図

組織図